前回のお話↓
残る「人文知識・国際業務」が、一番多く使われているのかな。
その中でも概ね2つに分かれていて、
①法律学、経済学、社会学その他の人文科学の分野に属する知識を必要とする業務。例えば、企画、営業、財務、マーケティングなどの業務。
「飲食店で日本語学校卒業生を雇いたい。」
➝日本語学校卒業なので、人文科学の分野を勉強してはいないので、当てはまらない。
②外国の文化に基盤を有する思考もしくは感受性を必要とする業務。
例えば、通訳・翻訳、語学の指導、広報、海外取引業務、デザインなど。
「飲食店で日本語学校卒業生を雇いたい。」
➝沖縄は観光立県を掲げていて、最近は外国からの旅行者も多くなっているぞ!
通訳・翻訳で必要な人材だから、働いてほしい!
結論。
経営者の気持ちも外国人留学生の気持ちもわかるのだが、許可は難しいだろう。
なぜなら、この場合、
3年以上の実務経験か、大学・短大等を卒業する必要があるからだ。
日本語学校卒業と大学・短大等卒業とは同等とは見なされないだろう。
その他いろいろな要素を組み合わせて総合的に判断されることになるので、これだけで判断できないかもしれないけど、実務経験がなく、日本語学校を卒業する留学生を雇うのは、「人文知識・国際業務」の枠ではかなりハードルが高いのかなと思う。
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